トーキョーN◎VA the DestorteD

14の運命。
16の人生。
選び取る運命はたったの5つ。
絡み付く人生は21に至る。
最後に開かれる運命の扉はいずれか?



初めて!
 トーキョーN◎VAの!!
  RLをやったよ!!!(何

そんな報告で始まる今回の話題。
プレイヤー人数は4人ですた。
うち即死系神業が4枚、防御系が4枚、汎用が3枚。
PL達の協力もあり、ボスこそ逃がしたモノの、綺麗にまとまった良い話となりました。
これが、N◎VAのRLというモノ……!
今後とも頑張ってみようなどと思いました。





模範的な感想終わり。
ハッ!
そんな生温いだけのRLなど、歩く放送事故が行えるモノかよ!?


では、本当の報告を。


まずは今回の……否、RDKによるシナリオの組方とコンセプトから語ろうか。

コンセプト。
世界に複雑系を。
安定した目標への到達など生温い。
決まり切った結末へと進むだけがTRPGではない。
むしろ先を見越した展開のみが淡々と連なるだけの世界など、小説を読むのと何が違うのだ。
ただ現れる敵を屠るだけの試練など、コンシュマゲームと何が違うのだ。

もっと交渉を。
NPCを言い負かすだけが交渉では無い、PCもまた当然の交渉相手。

もっと戦略を。
事態はひとつに限らない、数多に巡り変わる状況に的確な応報を。

世界は広い。
可能性は無限大だ。
あらゆる事象がそこにある。

だが、人間の抱えるリソースは有限だ。
思考処理には限りがある。
肉体は頭脳は一つきりだ。
時は流れ行動を拘束する。

ゆえに真の無限大は表現不能
だが、人が無限大に辿り着けずとも。
無限大に少しでも近付く事ならば可能だ。


ならば。


始めから、混沌を呼び込めるように。


複数の事件を一度に起こす。
そして淡々と事件を展開するのだ。


ただ、複数の事件を起こすにあたり、二つの点に留意。
それぞれの事件は人を介して絡み合わなければならぬ。
事件はそれぞれ別のキャストにより引き起こさねばならぬ。
事件が絡み合う事で混乱を巻き起こし。
人が溢れかえる事で混迷を引き起こし。
そして生じる混沌の中に紡がれる複雑系の物語。

それが俺の狙うコンセプトである。


今回引き起こした事件は3つ。
基点となる要人の暗殺と。
そこに連なって起こる抗争、そしてお家騒動。
これに絡む人の数、実に16人。
流石に直接と間接を合わせた数だが、それでもこの数は多かろう。
いや多過ぎる。
ちなみに、各人のほとんどにハンドアウトがつく。
正確には、彼らのうち致命的なキーパーソンを除いた全員から、今日の相方NPCを選べるようにとハンドアウトを用意した。
その数14枚。

参加可能なPL数は!


通常通り3人〜5人まで。


確実に9枚余るハンドアウト
ついでにどのハンドアウトNPCの事情でいっぱい。
PCに要求される性能はほとんなし。
防御系神業の数なんて要求すらもありません。
……だって、ラスボス扱いになるキャストが誰か分からない以上、即死系神業の数なんて一定枚であるはずもなく。
そんなカオス。
あ、うち一枚には暗殺に成功したって書きますた。(何


……上手くいくモンだなぁ。(ぇ
よし、次のシナリオもこんな感じでいってみよう。
結論は『案ずるより産むが易し』ってか。